AI insideは14日、NTT東日本グループのOCG Technology Joint Stock Company(OCG)とベトナムでAI領域での協業に合意し、AI-OCR「DX Suite」の販売展開に向け、読取精度の向上や機能検証を行うと発表した。
AI inside と東日本電信電話(NTT東日本)は、企業・自治体の生産性向上を推進することを目的に業務提携契約を締結し、手書き帳票データ化サービス「AIよみと~る」を2019年1月から提供している。「AIよみと〜る」の提供は、多くの企業・自治体の紙帳票をデジタル化し、事務作業時間を低減するなど、生産性向上に貢献した実績がある。
また、AI inside は、日本のみならず世界各国のあらゆる企業・自治体の生産性向上に貢献するため、外国語の読取AIエンジンを開発し、2020年12月から「DX Suite」クラウド版で多言語対応している。
これまでのNTT東日本との販売実績と「DX Suite」の多言語対応により、AI inside はNTT東日本グループのベトナム企業であるOCG社と協業し、ベトナムにおけるAI-OCRサービスの販売展開に向け、「DX Suite」の精度向上や機能検証を実施することとになった。
本協業では、OCG社は学習データやユーザニーズの収集、精度向上のサポートや機能検証を行い、AI inside はそのフィードバックを受け、読取精度の向上やユーザ体験の向上を図るべく開発を推進しいく。
これらの取り組みにより、AI inside はより多くのユーザニーズに応えられる製品の開発を進め、AIが隅々まで拡がった社会の実現に寄与して行くとしている。