rinnaは25日、新開発のチャットエンジン「Style Transfer Chat」を統合してリニューアルした法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」の新版を発表した。2021年春の提供開始を予定している。
「Rinna Character Platform(RCP)」新版は、外部サービスとより柔軟に連携できるようにアーキテクチャを刷新。これにより、自由会話の中にゲーム機能などを取り入れてリッチなコミュニケーションができるAIキャラクターをより簡単に開発できるようになった。また、タスク遂行型AIサービスなど他社のソリューションとの連携も可能で、実用的な機能を備えたAIキャラクターを作成することも容易になるという。
従来版に搭載されていた不適切な発言を防ぐ機能も引き続き提供。キャラクターの個性を発揮しながらも、企業がより安心してビジネスに利用できるAIキャラクターを作成できる環境を提供する。
RCP新版は、2021年春に提供開始を予定している。提供に先立ち、RCPのソリューション運用、販売、コンサルティングなどのパートナープログラムを用意。2021年1月時点で、カヤック、電通がソリューションパートナーとしてプログラムに参加している。パートナープログラムの詳細については下記のサイトを参照。