富士通など、「富岳」とAI活用により高解像度でリアルタイムな津波浸水予測を実現

東北大学災害科学国際研究所、東京大学地震研究所、富士通研究所は16日、理化学研究所と富士通で共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」を活用して、沿岸域の津波浸水を高解像度かつリアルタイムに予測するAIモデルの構築に成功したと発表した。

世界最高の計算速度を誇るスーパーコンピュータ「富岳」により多数の高解像度津波シミュレーションを実施し、そこから得られた沖合での津波波形と沿岸域の浸水状況を教師データとして、今回新たなAIモデルを構築した。構築したAIモデルに、地震発生時に沖合で観測される津波波形を入力することで、津波到達前に沿岸域の浸水状況を3m単位の高い空間解像度で予測することが可能となる。

これにより、臨海都市域での建物や構造物、道路などの社会インフラの影響を取り入れた、局所的な津波の高まりなど、区画ごとの詳細な浸水予測情報を把握でき、より適切な避難行動を支援できる。

また、「富岳」を用いて事前に学習したAIモデルは、一般的なパソコン上でも数秒で実行することが可能なため、これまでスーパーコンピュータが必要だったリアルタイム浸水予測システムの構築が大幅に容易になるという。

関連記事

COLUMN 時世時節

  1. 2020-11-9

    Society5.0的 タイムトラベル考察

    過去や未来へのタイムトラベルは、多くの人にとって「夢の旅行」だろう。そのタイムトラベルとの出会いは人…

注目記事

  1. 2021-2-19

    ワクチン接種業務の後方支援、パソコン業務を自動化する「アシロボRPA」を無償提供

    小規模自治体でも導入できる次世代型RPA「アシロボ」を提供するディヴォートソリューションは19日、新…

ピックアップ記事

  1. 過去や未来へのタイムトラベルは、多くの人にとって「夢の旅行」だろう。そのタイムトラベルとの出会いは人…

カテゴリー

最近の投稿

最近のコメント

    ページ上部へ戻る