ディップは12日、日本初のAI・人工知能(AI)ベンチャー支援制度「AI.Accelerator」の16期採択企業を決定した。また同時に17期採択企業の募集を開始したと発表した。
同社は、来る人口減少時代のキーテクノロジー、人工知能(AI)に注目し、AI専門メディア「AINOW(エーアイナウ)」の運営を2016年6月から開始している。そこで、日本のAIベンチャーの創業数は北米と比較すると立ち遅れている現状を認識したため、本邦AIベンチャー活性化の一助となるべく、ディップではAI特化のインキュベーションプログラム「AI.Accelerator」を2017年4月に開始した。AI関連事業及び優秀な人材へのシード投資を行い、世界を席巻するAIメガベンチャーを輩出するべく尽力しているという。
16期採択では、8週間の公募を行ない、47件の応募があった。書類審査と面談審査の結果、4社を採択した。今後、3カ月間のアクセラレータ・プログラムを経て、支援チームと共に、引き続き採択企業の飛躍的成長に総力をあげて取り組むという。
同社では、より多くのAIベンチャーを生み出していくべく「AI.Accelerator」17期の募集を継続している。次の募集期限は2021年5月末日、アクセラレータの期間は2021年6月~2021年8月を予定している。