人工知能を搭載したサービスの資料請求ができるAIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは16日、実用化の進むAIチャットボットに「できる」10のこと、をまとめた雑誌「自動会話AI最前線」を公開した。
最前線で活躍するAI企業が、テーマに沿ったAIチャットボットを「事例」や「今後の展望」を交えながら紹介する。
チャットボットとは「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、ユーザーの問いかけに合わせて返事をしてくれるプログラムのこと。なかでも、あらかじめ登録された膨大なデータの中から、AIが繰り返し学習をし、回答の精度を高めていくタイプのチャットボットのことを「AIチャットボット」と呼ぶ。自ら学習した内容をもとに質問の回答を探し出すため、高度な内容でも自然な会話が可能になるのが特徴。
反対に「シナリオ」と呼ばれるあらかじめ設定されたスクリプトに沿って会話を進めるタイプを「ルールベース型チャットボット」と呼ぶ。AIチャットボットに比べ、比較的導入しやすいというメリットがある。
チャットボットを導入するメリットとしてまず挙げられる「人的コストを削減できる」という点に加え、近年ではチャットボットを稼働させるプラットフォームの多彩化や、音声でやりとりを行える「AIスピーカー」の普及など、その活躍の幅は広がってきているといえる。チャットボットを比較する際には、導入の目的、何を改善したいのか、どのように開発するか、などを検討することが重要になる。これらのポイントをチェックすることで、より課題に適したチャットボットの導入か実現できるという。
雑誌「自動会話AI最前線」の入手方法は、問い合わせフォームのお問い合わせ内容欄に「自動会話AI最前線」と記載の上、送信する。