インテージ、AIでスポーツ中継内のブランド露出を計測するサービスをリリース

インテージは24日、スポーツ中継内におけるブランド露出を計測するスポーツマーケティングの支援サービス『SEEC』(β版)の提供を開始した。

『SEEC』とは、インテージが独自開発をしている自動動画解析AI技術を活用し、スポーツ中継などの動画データに対して、毎秒単位でブランド露出量を計測できるサービス。さらにインテージが保有するテレビのターゲット別の接触率や視聴人数と組み合わせることで、スポンサーのブランド露出量を正確に把握でき、広告としての投資対効果を見極めることが可能になる。

これにより、各種スポーツの運営母体は新規スポンサー獲得や継続的なスポンサー契約維持に、広告主は適切な露出監査や効果的なメディアへの新規出稿検討に活用出来る。

本サービス(β版)の特徴
(1)動画内に露出するブランドロゴを全て検出、および特定
動画のフレーム単位でブランドロゴのサイズや位置を検出することができ、専用データベースから登録済みのブランドロゴ画像を探索することで、ブランド特定までを実施する。ブランドロゴが露出したタイミングや秒数、検出数、面積を出力することができる。また、一部ブランドロゴが見え隠れするシーンにおいても、露出しているブランドロゴ画像の特徴から、ブランド同定をすることも可能。

(2)番組接触率(MGDP)と合わせることで、ターゲット視聴者別に広告換算値を可視化
動画内に露出するブランドは秒単位で変化するすが、そのブランドが露出するタイミングで何人の、どのような視聴者が視聴していたかをMGDPと掛け合わせることで、推定することが可能になる。単純なブランド検出数ではなく、性年代や主購入ブランドユーザーなどの属性別で視聴ボリュームを算出することができるため、ブランド露出としての影響度をより正確に把握することができるようになる。また、GRPやvCPMに換算することで広告換算値として可視化できるため、スポンサーシップによるビジネスインパクトの透明性をより高めることができる。

(3)日用雑貨品などの広告であれば、SRI+と合わせて精緻なスポンサー効果分析も可
これまでスポーツ中継などにおけるブランド露出をスポンサー効果として分析する場合、企業毎の売上データに対して番組別の視聴統計量を合わせることで、効果測定を行ってきた。しかし、番組内で実際にはどれだけ自社ブランドの露出があったかを量的に把握する手段は乏しく、かつスポンサー効果分析に必要な配荷率や店頭価格などのデータも必要なため、分析の精度には限度があった。本サービスでは番組内の個別ブランド露出を測定することで、リアルなブランド露出量を取得できるだけでなく、インテージが保有するSRI+の小売店販売データも活用できるため、より精緻なスポンサー効果分析を実施することが可能になる。

本サービスは、β版として先行リリースし、今後正式なサービス化を目指しいくという。

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