民間の先端テクノロジーの調査会社、AQU先端テクノロジー総研は26日、SF映画の未来技術について、技術系会社員2300人を対象に意識調査を実施、その結果を公表した。
SF映画は人々に未来へのロマンや夢、仮想世界を楽しむなどの娯楽を与えてくれてる。これらの映画の中には未来に実現するかもしれないような技術が、描かれている。そこで、日頃から技術のことにふれる立場にある、技術系会社員2300人に対して意識調査を行った。
たくさんの映画作品の中から、SF映画14作品を抽出して質問したところ、バック・トゥ・ザ・フューチャーが最も満足度が高く、続いて、ターミネーター、マトリックス、トータル・リコール、アバター、未知との遭遇という結果になった。
SF映画に描かれている先端技術の真実性として、描かれているテクノロジーが「すでにあると思う」と最も高かったのは「宇宙船(円盤)」、続いて「クローン(人間)」、そして「若返り」、「タイムトラベル」だった。
未来の技術、先端テクノロジーについて、今後の開発に期待したり、使ってみたいものはありますか? と質問したところ、「若返り、アンチエイジング」、「テレポーテーション」が、ツートップ(42.7%)となった。続いて、「反重力クラフト」、「フリーエネルギー」、「音波治療器」、「常温超伝導」となった。この他としては、「ルッキンググラス」、「メドベッド」、「レプリケーター」などがあった。
調査は2021年4月19日~4月21日の間に、技術系会社員を対象に、インターネットを利用して20代、30代、40代、50代、60代以上(均等)、合計2300人の協力を得てアンケート調査を実施した。(有効回答数、2300人)