APTOは23日、エイアイ・フィールド向けに作成・提供したAI・人工知能に学習させるための顔画像データ1000枚とアノテーションデータをセットで期間限定で無償提供を開始したと発表した。
AI技術の多様化が進む中、AIによる顔画像認識は多くのシーンで利用されるようになった。AIによる自動認識精度を向上させるためには、アノテーションデータをもとにAIを学習させる必要がある。このアノテーションデータ(データのタグ付け)作成は、大量で正確なデータで用意する場合が多く、ほとんどが人の手によって作成する必要がある。
今回、研究開発などのアノテーションデータ作成に関わる負担を下げ、AIによる顔画像認識がより広まっていくことを期待し顔画像アノテーションデータを無償で提供することにしたという。
今回無償提供する顔画像アノテーションデータは、エイアイ・フィールド向けに「harBest for Data」を利用し作成・提供したデータを許可を得て提供している。研究目的のみ利用可能で、商用利用は禁止。無償提供期間は、2021年6月23日から2021年9月30日までとなる。