GVA TECHは28日、AI契約審査クラウド「AI-CON Pro」が、条文の重要ポイントを瞬時に把握できるよう「ハイライト機能」をリリースしたと発表した。
「AI-CON Pro」は、契約書の「読み込む」「直す」「仕上げる」手間を効率的にアシストするクラウドサービス。契約書のひな型がなかったり、普段あまり取り扱わない類型の契約書レビューに困っている企業や法律事務所に向けて、GVA TECHに所属する弁護士があらかじめ用意した契約審査基準で契約書レビューを可能にする「AI-CONプレイブック」を提供している。
今回、AI-CONプレイブックで、新たに「ハイライト機能」を搭載した。これにより、AI-CONプレイブックに搭載されている推奨条文の重要ポイントにハイライト(黄色のマーカー)があたり、法務担当者が「どのように条文を修正するべきか」を直感的に把握することができるという。
また、修正の代替案が必要な際に、さまざまな条文記入例を参照できる「オプション条文」機能も搭載していり。例えば、損害賠償の条文に対して「賠償範囲が逸失利益及び専門家費用の除外のみ」「賠償範囲が相当因果関係にある損害に限定」「損害賠償の上限が委託料の数倍まで」などのバリエーションを、契約審査時にすぐに参照できる。
このオプション条文に搭載されている条文についても、推奨条文と異なる箇所にハイライトがあたり、それぞれのバリエーションの違いを瞬時に把握することができ、効率的な条文修正が可能になる。