袋井市、AIチャットボットによる行政情報の多言語化 実証を開始

静岡県袋井市は、行政に関する市民からの問い合わせにAI(人工知能)が対話(チャット)形式で自動回答する「AIスタッフ総合案内サービス」を2019年4月から導入しており、今回、同サービスの多言語化に向け、三菱総合研究所と合同で、外国人市民や留学生などを対象に2カ月間の実証事業を行う。

8月1日現在の袋井市の外国人市民は4630人(38の国と地域)で、市全体人口に占める割合は5.26%であり、静岡県内21市の中で3番目に多く、「言葉の壁」を解消しコミュニケーションを円滑化することが課題となっている。

市は、質問から外国人市民の関心事や困りごとなどの傾向を探り支援につなげるとともに、三菱総合研究所は、利用者の操作性確認や自治体と連携した運用方法を探り、「AIスタッフ総合案内サービス」への機能実装を目指としている。

関連URL

袋井市

関連記事

注目記事

  1. 2024-3-26

    Midjourney V6モデル搭載 AIチャットボット「GitMind Chat」がAI画像生成機能を発表

    Apowersoftは25日、Midjourney V6モデルを含む最先端の画像生成技術を活用したG…
  2. 2024-3-26

    「校務DX」に特化した「スタディポケット for TEACHER」が個人利用プランを提供開始

    CODEGYMは25日、学校現場の教職員の「校務」サポートに特化した生成AIクラウドサービス「スタデ…
  3. 2024-3-19

    PIAZZA、西武鉄道×生成AIを活用した紙チラシDXサービス「チラデジ」で連携開始

    西武鉄道とPIAZZAは18日、PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」…
  4. 2024-3-12

    OKI、南海電鉄が実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に参加

    OKIは、南海電気鉄道が3月15日から実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に、丸紅ネットワーク…
  5. 2024-3-8

    CODEGYM、教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表

    CODEGYMは7日、教育機関および教職員を対象とした「生成AI」を用いた校務支援ソリューション「ス…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る