シーディーアイ(CDI)と日本ケアコミュニケーションズ(NCC)は1日、CDIの人工知能(AI)を用いたケアマネジメント支援サービス「SOINそわん)」とNCC社のケアマネジャー支援ソフト「ケアマネくん」をシステム連携させ、提供すると発表した。
CDI社とNCCは今回の連携によって、ケアマネジメントの現場にAIを導入することで、業務負担の軽減を図ると同時にAIの学習データを根拠としたケアプランを提案し、ケアマネジャーの皆様をより力強くご支援すると共に介護の「質」の向上に貢献する。
具体的には、AIを活用することにより、ケアマネジャーがADL・IADL、認知症状等の将来予測、自立支援のためのサービスプランを簡単に参照することができ、自立支援・重度化防止を考慮したケアプランの作成を支援する。また、新人ケアマネジャーの教育ツールとしての役割も期待できるという。
「ケアマネくん」に連携したAI機能「AI予測くん」を利用することにより、ケアプラン作成業務に役立つだけでなく、利用者やその家族への説明資料に活用できるなど、ユーザーへ提供できる価値がより大きくなるという。
「SOIN(そわん)」はAIが学習した約47万件のケアプランをもとに、要介護者の約1年後の状態を予測。ケアマネジャーの自立支援・重度化防止に向けたケアプラン作成を支援する。