ドキュメントDXを推進する日本電気(NEC)とAI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーであるオプティムは25日、オプティムが提供するAIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」をNECより販売開始したと発表した。
NECは5Gをはじめとしたネットワーク技術や、業務改革を加速させるITサービス、AI、IoTといった先端技術を開発・提供し、全ての人々が、安全・安心かつ効率・公平な社会で暮らすことができる先進的な社会インフラの革新に取り組んでいる。
電子帳簿保存法の改正により電子保管のニーズが高まる中、NECから「OPTiM Contract」が販売開始された。本サービスを導入することでAIが契約書管理に不可欠な項目を自動抽出し効率的な管理を実現する。また、契約書管理だけでなく電子契約やワークフローなど顧客の紙に纏わる業務課題を解決できるソリューションを多数取り揃え、ドキュメントDXを実現していくという。
「OPTiM Contract」とは、契約書管理の効率化を実現するサービス。医療・建設など高いセキュリティレベルを求められる環境でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現してきた、AI・IoTプラットフォームサービス「OPTiM Cloud IoT OS」を基盤としているため、安心安全な環境下での契約書管理を可能にする。登録された契約書をAIが解析し、タイトルや企業名、有効期間などを自動抽出。また、柔軟な検索機能が搭載されており、ユーザーが検索したい文言を入力するだけで、探している契約書をすぐに見つけることができる。さらに、自動抽出された有効期間を基に契約更新日をユーザーに通知することで、契約更新漏れによる、経済的な損失を防ぐことができるという。