AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、自動レビュー機能が「株式譲渡契約」に対応

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」 を提供するLegalForceは7日、和文での「株式譲渡契約」の自動レビューを開始したと発表した。これにより、「LegalForce」のレビュー可能類型は49類型(英文契約類型も含む)まで拡充した。

「株式譲渡契約」は、株式の取得によって企業の買収が行われる際に、買収側と売却側で締結されるM&A(合併・買収)の代表的な契約。「株式譲渡契約」をはじめとするM&A関連契約は、重要かつ緊迫した局面で締結される契約でもあり、契約書に盛り込むべき事項が多岐にわたる。一方で、締結までの時間が限られていることも多く、レビューを担当する法務担当者や弁護士の方に大きな負荷がかかる。

今回、「株式譲渡契約」が自動レビューに対応したことで、重要な条項の抜け漏れや不利な条項の見逃しを防ぎ、契約書審査の質を高めることに貢献する。また、同時にスピード感をもった契約交渉の促進にもつなげていきたいという。

日本では、業界再編や後継者不足などの理由からM&Aの件数増加が見込まれる。
「LegalForce」では株式譲渡契約と同様に、M&Aの際によく用いられる「事業譲渡契約」も対応類型への追加を予定しており、M&A関連契約のAIレビュー対応類型拡充を強化していく。

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