クラスメソッド、AI/機械学習向け統合データ分析基盤「Databricks」の販売開始
クラスメソッドは15日、AI/機械学習に適した統合データ分析プラットフォームを提供するデータブリックス・ジャパンとのパートナー契約を締結し、日本国内における同社製品の販売を開始した。また、クラスメソッドとデータブリックス社、データ分析基盤コンサルティングのメソドロジックの3社で、データ分析基盤の構築支援と、データ分析やAI/機械学習の活用促進を目的とした連携を開始する。
今回の3社の連携では、このデータ分析基盤作りとデータ分析の実施体制作りについて各社の知見を生かして支援していく。
データブリックス社は米国Databricks Inc.(Databricks社)の日本法人であり、同社が提供する統合データ分析プラットフォームである「レイクハウス・プラットフォーム」は「データウェアハウス」と「データレイク」の良いところを併せ持ち、AI/機械学習に親和性が高く、信頼性やセキュリティ、ガバナンスにも優れたサービス。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)について1万5000アカウント以上への支援実績を持つクラスメソッドは、AWSが運営するAWS MarketplaceのCPPOプログラムを通じて、Databricks社製品を販売し、あわせてユーザー企業のAWS環境上へデータ分析基盤の構築支援を行う。ユーザー企業にとっては、CPPO経由で導入したSaaS製品の費用はAWS利用料とまとめて月単位で支払うことができるようになるため、支払い手続きを簡便化できる点もメリットとなる。
データモデリングを中心としたデータレイク設計、データフロー設計に実績を持つメソドロジックは、ユーザー企業がDatabricksのプラットフォーム上でさまざまなリソースから得たデータを組み合わせ、ビジネス上の意思決定に活用できる精度の高いデータ分析ができるようデータモデリングやAI/機械学習の導入を支援する。