AI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」が話者の自動設定に対応

Rimoは11日、日本語に特化したAI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」で、話者の自動設定および辞書登録に対応したと発表した。

話者が自動で設定されることで、会議など複数人が話した内容をよりわかりやすく共有することができる。更に、専門用語など、よく使用する言葉を辞書登録することができるようになり、文字起こしデータの編集の手間が軽減される。

話者の自動設定は、「Rimo Voice」をリリースしてから多くのユーザーから要望があった機能の一つ。もともと手動で話者を設定できるようにしていたが、自動で正確に話者を設定することは音声データが録音された環境(雑音の有無など)に依存することもあり、技術的に難しい部分があった。そこで、文字起こしデータの一部に手動で話者ごとに改行および話者設定を行うことでAIに音声と話者名を学習させ、自動で話者が設定されるようにした。前述の手順を行うことで、90%の精度で自動的に話者が設定されるようになる。

辞書登録はこれまでオプションの一つとして対応していたが、法人プランを契約していて「グループ機能」を利用しているユーザーは、管理者メニューから辞書登録ができるようになった。専門用語や社内用語など800単語まで登録することができ、より質の高い文字起こしデータが作成される。

関連URL

Rimo

関連記事

注目記事

  1. 2025-3-15

    企業の45%が生成AIを利用、日常業務では80%超の企業が利用成果を認識 =JIPDECとITR調べ=

    日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とアイ・ティ・アール(ITR)は14日、国内企業1110社の…
  2. 2025-3-5

    BizTech、『今さら聞けない!ChatGPT基本のキ』ホワイトペーパー公開

    最適なAI開発会社やAIサービスの選定を支援するコンシェルジュサービス「AI Market」を運営す…
  3. 2025-2-18

    アイスマイリー、「AIエージェントカオスマップ 2025」を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは17日、「AIエージェントカオスマ…
  4. 2025-2-15

    ベクトル、人材業界向け「ChatGPTを活用した顧客体験の進化と収益向上方法をまとめたレポート」

    ベクトルの子会社であるOwnedは14日、人材業界向けに「ChatGPTを活用した顧客体験の進化と収…
  5. 2025-2-12

    「AI博覧会 Spring 2025」3月27日・28日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年3月27日・28日に「…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る