デパレタイジング作業を処理するソリューション「ABB ロボットデパレタイザ」を発表

ABBは18日、物流、eコマース、ヘルスケア、消費財業界における複雑なデパレタイジング作業を処理するソリューション「ABB ロボットデパレタイザ」を発表した。

ABBの新しいソリューションは、マシンビジョンソフトウェアを使用して、さまざまな種類の箱をすばやく評価することができる。これにより、顧客はわずかなエンジニアリング作業と短いセットアップ時間で、さまざまな負荷を効率的に処理できるようになる。

パレットの構成や形状がより多様になるにつれて、デパレタイズ作業がより複雑化している。また、以前は手作業で行っていた仕分け作業は、スタッフの離職率が高く、採用コストが増加するのが一般的な特徴となっている。ABBのロボットデパレタイザは、高度なマシンビジョンと機械学習アルゴリズムを用いてこれらの問題を解決し、最大2.8mの高さのパレットを迅速かつ効率的に処理する、現在この高さで動作可能な唯一のソリューションだという。

ABBのロボットデパレタイザソフトウェアは、ビジョンセンサーで収集した情報を使って、各箱に適した把持ポイントをロボットに提供。その後、ロボットが最大30kgまでの箱をピックアップし、別のパレットや送り出しコンベアなどに載せていく。その速度と精度により、ピーク時には1時間あたり最大650サイクルの作業を24時間体制で行うことができる。

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