AI外観検査のDEEPS、4Kや8Kなど高解像度カメラへの対応を強化

AIによる外観検査「DEEPS」を運営するパトスロゴスは6月30日、外観検査自動化の対象製品の広がりに合わせて、4Kや8Kといった高解像度のラインカメラで撮像した画像を高速検出できる機能アップデートを行ったと発表した。

DEEPSは、少ないサンプルから簡単操作でAIモデルを作成し、微細な欠陥に対しても正確な欠陥検出を実現してきた。近年では、カメラやレンズなど画像機器の高性能化により高い解像度でミクロン単位の傷を捕らえることが可能となっている一方、システムが高解像度に対応していないケースや、対応できても画像処理に時間がかかり生産サイクルに見合わないといった課題が見受けられた。今回のアップデートにより、検査自動化を見送らざるを得なかった大型製品や精密機器類に対する高速判定が可能となる。

■対応ワーク例
今回の対応により、次のような特徴をもった検査対象品の判定が可能となる。
・30cmを超える長尺製品
・半導体など精密機器
・ルーペや顕微鏡でのみ視認が可能な欠陥
・10ミクロンの細かい傷

関連URL

「DEEPS」 
パトスロゴス

関連記事

注目記事

  1. 2024-3-26

    Midjourney V6モデル搭載 AIチャットボット「GitMind Chat」がAI画像生成機能を発表

    Apowersoftは25日、Midjourney V6モデルを含む最先端の画像生成技術を活用したG…
  2. 2024-3-26

    「校務DX」に特化した「スタディポケット for TEACHER」が個人利用プランを提供開始

    CODEGYMは25日、学校現場の教職員の「校務」サポートに特化した生成AIクラウドサービス「スタデ…
  3. 2024-3-19

    PIAZZA、西武鉄道×生成AIを活用した紙チラシDXサービス「チラデジ」で連携開始

    西武鉄道とPIAZZAは18日、PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」…
  4. 2024-3-12

    OKI、南海電鉄が実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に参加

    OKIは、南海電気鉄道が3月15日から実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に、丸紅ネットワーク…
  5. 2024-3-8

    CODEGYM、教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表

    CODEGYMは7日、教育機関および教職員を対象とした「生成AI」を用いた校務支援ソリューション「ス…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る