AI外観検査のDEEPS、4Kや8Kなど高解像度カメラへの対応を強化

AIによる外観検査「DEEPS」を運営するパトスロゴスは6月30日、外観検査自動化の対象製品の広がりに合わせて、4Kや8Kといった高解像度のラインカメラで撮像した画像を高速検出できる機能アップデートを行ったと発表した。

DEEPSは、少ないサンプルから簡単操作でAIモデルを作成し、微細な欠陥に対しても正確な欠陥検出を実現してきた。近年では、カメラやレンズなど画像機器の高性能化により高い解像度でミクロン単位の傷を捕らえることが可能となっている一方、システムが高解像度に対応していないケースや、対応できても画像処理に時間がかかり生産サイクルに見合わないといった課題が見受けられた。今回のアップデートにより、検査自動化を見送らざるを得なかった大型製品や精密機器類に対する高速判定が可能となる。

■対応ワーク例
今回の対応により、次のような特徴をもった検査対象品の判定が可能となる。
・30cmを超える長尺製品
・半導体など精密機器
・ルーペや顕微鏡でのみ視認が可能な欠陥
・10ミクロンの細かい傷

関連URL

「DEEPS」 
パトスロゴス

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る