インプレスグループでIT関連メディア事業を展開するインプレスは23日、画像生成AIの仕組みや活用方法がわかる『先読み!IT×ビジネス講座 画像生成AI』を発売した。
近年、さまざまな分野でAIの活用が進んでいる。2022年にリリースされた「Midjourney(ミッドジャーニー)」や「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」といった高性能な画像生成AIサービスは、テキストを入力するだけで誰もが簡単にクオリティの高い画像を生成できることから、ビジネス分野においても注目されている。
しかし、具体的な使い方や利用シーンがわからない、著作権の問題はどうなるのか、といった疑問や課題から実際の利用に踏み込めない人も多いという。本書はインタラクションデザイナーであり、THE GUILDの代表を務める深津貴之氏とCreative Commons Japan理事などを務める弁護士の水野祐氏が、画像生成AIが注目されている理由、その仕組み、実際の使用方法、活用事例、著作権の問題、今後どう進化していくかなどをわかりやすく紐解く。
「画像生成AIとは?」「どんな技術なの?」「どうやって使うの?」「著作権は発生するの?」といった、画像生成AIにまつわるあらゆる疑問を「聞き手」と「話し手」によるテンポのよい会話と図で解説していく。多くの人が知りたいであろう質問と丁寧な回答によりスラスラ読め、深く理解できる。プロンプト(テキスト)を工夫して画像を作り込んでいく工程も解説しているので、自分で画像生成AIで画像を作る際のプロンプトを参考にしたい人にもおすすめだという。
■本書の構成
Chapter1 注目が集まる「画像生成AI」の世界
Chapter2 AIで画像を生成してみよう
Chapter3 画像生成AIの活用方法
Chapter4 生成した画像の著作権など法律上の問題を知ろう
Chapter5 画像生成AIの未来