AppsFlyer、ChatGPTプラグインの計測・分析・データクリーンルーム対応を発表

AppsFlyerは10日、ChatGPTプラグインの新しい計測とデータクリーンルームサポートを開始したことを発表した。

本機能の追加により、ブランド企業や企業のマーケティング担当者は、モバイルアプリ、CTV、ウェブなどすべてのプラットフォームや、Meta、Google、Appleなどのすべての有料、ソーシャル、オーガニックトラフィックソースで、ChatGPTプラグインのカスタマージャーニーとパフォーマンスの計測が可能となる。

今年の3月、OpenAIはChatGPTプラグインを発表で、ユーザーがChatGPTのインターフェイスを通じて他のサービスと対話が可能になったことが伝えられた。このプラグインにより、ChatGPTユーザーはExpedia、FiscalNote、Instacart、KAYAK、Klarna、Shopifyなどのサービスへの問い合わせを、OpenAIのプラットフォームを離れることなく実用的な回答をリアルタイムに得ることができるようになった。

ChatGPTプラグインは、顧客との対話やビジネスチャンスにおいて新たな世界を切り開いた。一方で、クッキーやデバイス識別子がなければ、現在のツールでは分析と計測は不可能。そこで、AppsFlyerが新たに提供するChatGPTのプラグインは、プライバシー保護に対応した計測と分析サポートによって、ブランド企業や企業のマーケティング担当者の課題解決をサポートする。AppsFlyerのChatGPTプラグインにより、従来のすべてのデジタルプラットフォームやトラフィックソースにおけるマーケティング活動に追加して、ChatGPT上での顧客との対話やプラグインのパフォーマンスに関する分析と実用的なインサイト得ることが可能となる。

AppsFlyerのChatGPTプラグインのサポートは、特に、マーケティング活動でオムニチャネル視点を求められるECや小売業、旅行事業者といった業界において、ユーザージャーニー全体を通してより興味関心度が高い見込み客とつながるために必要な計測を実現する。AppsFlyerプライバシークラウド・データクリーンルームが、ユーザーデータのプライバシーを確保しながら、サービスプロバイダーのプラグインが計測するChatGPTからの流入計測を可能にする。

AppsFlyer ChatGPTサポートは、ChatGPTの現行プラグインのほか、新たな世界の探求や構築に関心のある革新的な企業に向けての提供を想定している。

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