KUROTEN、ChatGPTを活用したAIアシスタント機能「KUROTEN AI powered by GPT-4」β版提供開始
エキサイトが提供する、管理会計がラク速になる経営管理クラウド「KUROTEN」は15日、OpenAI社が提供する対話型AIサービス「ChatGPT」を活用したAIアシスタント機能「KUROTEN AI powered by GPT-4」の β版を18日から一部顧客に向けて提供開始すると発表した。
ChatGPTとは、人間を相手にしているような対話ができる自然言語処理技術を用いたAIチャットボット。今回新しく提供を開始する「KUROTEN AI powered by GPT-4」β版では、ChatGPTの文章生成APIを活用し、「KUROTEN」で管理している経営データ(PL、KPI、総勘定元帳など)から、自然な会話形式で知りたい情報に回答する。
本機能では、チャット上の会話によって簡単に情報を取得できるため、PLなどのデータにアクセスせずに経営情報を調べることが可能、アシスタントに質問するかのように知りたい情報を取得することができる。
「KUROTEN」は、複数の事業や子会社を有する上場企業を含む様々な企業での経営管理のノウハウやニーズをもとに開発された管理会計領域のクラウドサービス。財務会計と管理会計をシームレスに連動し、分散する指標データも一元管理。入力から分析、出力までワンストップで生産性の高い経営管理業務を実現する。
経営管理業務の下記課題を解決する。
1.財務会計と管理会計が連動しない
会計ソフトより総勘定元帳を全件インポート。実績を反映した状態で管理会計を開始できるだけでなく、総勘定元帳の明細を確認しながら管理会計業務を進めることができる。
2.必要なデータが分散している
実績を明細レベルで確認したい、数字の裏付けとなるKPIや人員数を把握したい、といった悩みを解消。データの一元管理により、複数のエクセルやツールを開く必要がない。
3.業務が一箇所で完結せず工数がかかる
総勘定元帳のインポート、計画や見通しの作成、入力依頼、事業部による入力、経営企画室による分析、レポートの出力まで、経営管理の業務プロセスをカバー。工数を大幅に削減する。