パークシャテクノロジー、パナソニック ホームズが「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」導入

PKSHA Technologyは22日、グループ会社であるPKSHA Workplaceが、パナソニック ホームズと、「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」の運用を開始したと発表した。

PKSHA Workplaceは自然言語処理技術を活用した多様なAI SaaSプロダクトにより、未来の働き方の実現を目指し、企業のDX推進を支援する。

ハウスメーカーであるパナソニック ホームズでは、情報システム部門において、社内で使用しているデバイス、コミュニケーションツール等業務システムに加え、営業や設計、施工管理業務向けの社内システムの問合せ対応負荷が課題になっていた。これらの問合せを自動化・省人化するため、以前よりチャットボットを導入していたが、更なる回答精度向上を目指し、製品の比較検討が行われていた。

今回、PKSHA Chatbotの高い回答精度に加えて回答できなかった際に担当に引き継ぐ仕組みがある点、既に定着している Microsoft Teams 上で使用可能な点から、チャットボットに留まらないAIヘルプデスクを構築できるとし、「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」の導入が決定した。

特に問合せの多い情報システム部門に加え、定型的な問合せ内容が多い経理部門の2部門の問合せ窓口としてAIヘルプデスクが Microsoft Teams 上に開設した。導入にあたり、Teamsチャットのデータ等からFAQを作成し、2000件を超えるFAQをセットした状態で全社員が日常的に使用する Microsoft Teams からアクセスが出来るようになった。この導入により、問合せの7割の自動化を目標にしている。また、問合せサポートセンター公休日や定時時間外の対応も可能なことや、新規の問合せ内容を自動でFAQとして追加でき問合せ頻度に比例して精度が向上されることから、サポート業務の属人化を防ぎ、従業員体験の満足度向上にも効果が期待されている。ハウスメーカーにおけるAIヘルプデスクの導入は初だという。

パナソニック ホームズでは、AIヘルプデスク窓口の定着化と70%の問合せの自動解決を目指す。従業員と伴走するAIヘルプデスクを活用することで、運用の安定化と日々の問合せ業務の可視化による、業務改善・効率化の効果が期待される。また、DXを推進する同社では、AI技術の有効活用を目指し、問合せデータの資産化により問合せ業務の最適化・生産性の向上も視野に入れている。パナソニック ホームズ及び様々な企業との取り組みを通じて、未来の働き方実現と従業員体験の向上を支援すべく、PKSHA WorkplaceはAIヘルプデスクを中心としたシステムの開発・実装を加速していく。

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「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」
パナソニック ホームズ
PKSHA Technology

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