丹青社、AIを活用して社内の情報と人を結ぶ 「saguroot」の提供を開始

商業施設・⽂化施設などの空間づくりをおこなう丹⻘社は16日、AIを活用した横断的な資料の検索を通じて、社内に眠っている”価値ある情報”の活用を促すナレッジマネジメントツール「saguroot(サグルート)」の提供を開始した。

「saguroot」は、R&D、イノベーション、企画業務を行う組織・企業に向けて開発された、社内の知見と人材を見つけられるツール。博物館等の展示施設を多く手掛ける丹青社の情報整理のノウハウを活かしたユーザー視点のUX設計により、直感的で効率的な検索を実現している。日本マイクロソフトが提供するAIソリューション「Azure AI」を活用することで、資料内のテキストや画像を含めた全文検索を可能にした。

コロナ禍を契機としたテレワークの浸透により、社内における従業員間の接点が減少し、知見を共有する機会が失われた。「saguroot」は資料検索を通じて社内に蓄積された有益な情報と、それらに紐づく知見をもった人材を可視化することで社内のコミュニケーションを誘発し、企業のイノベーションを支援する。

「saguroot」の特徴
1.ファイル内のテキスト・画像まで、横断的な一括検索が可能
AIを活用することにより、ファイル名だけではなく、ファイル内のテキストや画像まで含めて検索できる。ファイル形式はPDF、PowerPoint、Excel、Wordなどに対応しており、横断的な一括検索が可能。

2.知見をもった人材の可視化により社内コミュニケーションを促進
共有するファイルと担当者情報の紐づけにより、知見をもった人材を可視化することで、人材同士のつながりを生み、企業内のコミュニケーションを誘発する。

3.ユーザー視点のUX設計により、情報収集を効率化
博物館等の展示施設を多く手掛ける丹青社が培ってきた情報整理のノウハウを活かし、ユーザー視点のUX設計をおこなうことで、直感的で効率的な検索を実現。情報収集の効率化による生産性向上を図る。

関連URL

「saguroot(サグルート)」
丹青社

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