行動認識AIを独自開発するアジラは22日、京浜急行電鉄(京急)が運営する屛風浦駅に、不審・危険行動検知に加え白杖・車いす検知機能も搭載のAI警備システム「アジラ」を導入し、駅構内の安全性の向上を目的とした実証実験を開始した。
京急は、乗客が安心して快適に利用できる駅構内の環境整備に努めている。今回、駅構内におけるより一層の安全性向上を目的に、AI警備システム「アジラ」の試験運用を京急線屛風浦駅にて開始した。
行動認識AIを使用した「アジラ」は、人の動きに対する検知精度が高く、不審行動の早期発見や転倒事故、さらには白杖や車いすを利用される方への迅速な対応を支援する。京急線屛風浦駅では、AI警備システム「アジラ」の導入により、駅構内の混雑状況や事故発生のリスクの把握など、快適な環境づくりの構築が期待されており、駅を利用する人への利便性、安心できる環境づくりを支援する。
■導入の概要
期間:2023年5月22日~11月21日(6カ月間)
場所:京浜急行電鉄 屛風浦駅 駅構内
対象カメラ台数:14台
導入目的:駅構内の安全性強化(防犯、白杖・車いすを利用される方への支援)
「アジラ」は、世界トップクラスの行動認識AI技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができる。
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