エキサイト、ChatGPTなど生成系AIを活用したシステム開発支援を提供開始

エキサイトは6日、自社におけるAIの研究・開発の知見を活かし、企業のウェブサービスや業務システムでChatGPTなどの生成系AIを活用するための開発支援サービスを提供開始したと発表した。

OpenAI社の「ChatGPT」やGoogle社の「Bard」をはじめ、生成系AIの盛り上がりはかつてないものとなっており、多くの企業でその活用が検討されている。しかし、ウェブサービスや業務システムに生成系AIを実装する際には、情報や実例が不足しており、取り組みが難しいという課題がある。

エキサイトでは、数年前からAIに関する研究を行ってきた技術力と、経営管理クラウド「KUROTEN AI powered by GPT-4」をはじめ、自社サービスでの生成系AIの開発ノウハウを生かし、企業のウェブサービスや業務システムにおける生成系AIの開発支援を提供するに至ったという。

エキサイトは、自社サービスにおいて以下のような開発経験を持ち、企業の生成系AI開発における実現性の判断からプロトタイプの開発、リスク範囲の設定、本番システムの設計、開発、運用と最適化まで、一連のフェーズを支援する。

1. 顧客体験の向上
PLの数値データを生成系AIに連携。自然な会話で経営数値を取得できるAIチャットボット
FAQの文章データを生成系AIに連携。24時間対応可能なAIチャットボット
2. コスト削減
オンラインウェビナーの動画から文字起こし、さらに要約した上で資料を自動作成
記事や動画コンテンツをもとに広告キャンペーン用の画像を自動生成
3. 品質・リスク管理
通話内容を生成系AIで解析。会話内容の分類や傾向分析を行いサービス改善へ活用
規約違反や法令違反等に該当する文章を検出、サービス上のリスクを軽減

生成系AIは、顧客体験の向上、コスト削減や業務効率の改善、品質やリスク管理など、さまざまな面で活用が可能な技術。エキサイトはこれらの目標達成を企業と共有し、生成系AIに関する知見やエンジニア体制を生かして、生成系AIの開発を支援していくという。

問い合わせ先

ChatGPTとはどのような仕組みで動く技術か、企業における活用例はどのようなものがあるか、その際の注意点やリスクは何か、など、社内の業務でChatGPTを活用する際のポイントを伝えするウェビナーを開催する。

開催概要

タイトル:Chat GPTの業務活用法 “自社導入” の進め方
〜仕組みから活用事例までをご紹介〜
開催日時:2023年6月29日(木)12:00〜13:00
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加料金:無料
参加条件:法人限定

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