LeapMind、簡単に導入できる定額制エッジAI外観検査ソフトウェア「Findra」を開発

エッジAIのスタンダードを創るLeapMindは6日、AIによる外観検査の自動化を検討する中小製造業へ向けて、タブレット端末や汎用PCで検査対象物の良否判定を行うことができる、エッジAI外観検査アプリケーションソフトウェア「Findra(ファインドラ)」評価版の予約を開始したことを発表した。

このソフトウェアは、これまで目視や顕微鏡による外観検査に対し、その検査精度や人材確保への限界を感じつつも、既存設備との調整や費用面の問題により高価な検査装置やAIソリューションの新規導入に至っていない企業に対し、手軽にエッジ端末を使い、AI外観検査の有効性を自身で試すことができるツール。

製品の特徴
・導入が手軽
手持ちのパソコンやタブレット端末にソフトウェアをインストールするだけで、誰でもすぐに使い始められる。高額な専用装置やクラウド環境は必要ない。
・簡単で使いやすい
必要なのは良品画像数十枚だけ、数分程度で学習が完了する。未知の異常も検知できるので、検査員の教育や装置のルール調整から解放され、ワークの変更にも素早く対応できる。
・安心のエッジAI
学習から検査まで全ての操作がエッジ(オンプレミス)で完結。社内データが外部に流出する心配がない。
・結果がわかりやすい
異常箇所をヒートマップで表示するから、判定根拠が明確で、誰が見ても一目瞭然。
・多様な検査を高速実行
プリント基板の小型部品や、変化の大きい光沢面など、ルール設定が難しい多様な検査をAIが解決。インライン検査にも使える高速処理で、検査時間を大幅に削減し、精度も安定する。
・シンプルな月額定額制
料金は、対象の画像をパソコンやタブレット端末で検査する時に処理されるデータ量によって、月額定額プランを用意している。

「Findra」評価版の予約

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