お客さまと共に新しい価値を創る、パートナー型デジタル・エージェンシーTAMのAI専任チーム「TAM AI Lab」は6日、AIに関する新たな取り組み「TAMくん相談チャット」を公開したと発表した。
「TAMくん相談チャット」は、TAM公式キャラクターである”タムくん”が、同社のクレド(行動指針)や理念に基づいて相談に答え、TAMのサービスについて回答する、ChatGPTの技術を用いたチャットツール。
また、本アプリの開発に際し、裏側でどの様なプロンプトが動いているのか、TAM内部でどの様にプロジェクトが発足しリリースに至ったかの過程を公開している。
「TAMくん相談チャット」とは、キャラクターのTAMくんと相談・会話ができるサービスで、以下の2つのメニューがある。
①「キャリア・働き方相談」
②「TAMについて聞く」
プロンプトにより、サービスや独自の価値観を表現した対話を可能にした。
「TAMくん相談チャット」ではファインチューニングなどAIを作り直す技術は使用しておらず、返答は基本的にChatGPTの技術とプロンプトのみで構成される。
このTAMくんのキャラクターがどの様に作られているのか、またどの様な指示が動いているのかを以下の記事にまとめた。
「裏側で動くプロンプト」編 note
TAMくん相談チャットの裏側で「どのようなプロンプトが動いているのか」気になる方向けの記事。
https://note.tam-tam.co.jp/n/n9ac9b5f2861a
プロンプトを改変して独自のチャットボットのベースを作ることも可能なので利用してほしいという。
また、TAM内部でどのようにプロジェクトが発足され、どのように不確実性が多いLLMアプリケーション開発に取り組んだかを綴った記事を公開した。
「制作過程とこれからのUX」編 note
https://note.tam-tam.co.jp/n/n2d3f6ce84741
本制作を通し、LLMの時代こそ本質的な課題の見極めと体験設計に立ち返り、UI/UXを尊重することが大切だという気づきを得たという。
「TAMくん相談チャット」を楽しんでもらうとともに、記事を通して顧客のLLMに対する理解を深めたいいという。「TAM AI Lab」は、今後も積極的なAIのR&Dにより来たるLLM時代の価値を模索し、顧客との共創による体験設計に努めていく。