Insilico Medicine、生成AIで発見・設計された初の医薬品が第II相臨床試験段階に

生成AIを活用した臨床段階のバイオテクノロジー企業であるInsilico Medicine(Insilico 社)は28日、生成AIを用いて発見・設計された世界初の抗線維化小分子阻害剤であるINS018_055の第II相臨床試験において、患者への初回投与が完了し、さらなる評価のための第II相臨床試験を開始したことを発表した。

本試験では、無作為化二重盲検プラセボ対照試験であり、4つの並行コホートに分けられたIPF患者を対象に、INS018_055の12週間経口投与の安全性、忍容性、薬物動態、予備的有効性を評価する。 さらに幅広い患者群で本候補薬を評価するため、同社は米国と中国合わせて約40施設で60名のIPF(特発性肺線維症)患者を募集する予定。

2023年初めにはすでに、INS018_055の第I相試験で良好なトップライン結果を取得している。ニュージーランドと中国で実施された第I相試験において、INS018_055は、78名と48名の被験者(健常者)を対象に、単回投与漸増(Single Ascending Dose、英文略称:SAD)試験と反復投与漸増(Multiple Ascending Dose、英文略称:MAD)試験を中心としたコホートに分けて試験が行われた。国際共同第I相試験では、INS018_055の安全性、忍容性、薬物動態(PK)プロファイルが良好であることを示す一貫した結果が得られ、第II相試験の開始を後押しした。

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