東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県で解体工事業を行っているタミヤホームは6月30日、創立26周年を迎えたのを機に、新サービス「解体AIコンシェルジュ」「オウンドメディア事業」をスタートさせたと発表した。
「解体AIコンシェルジュ」は、解体工事のプロフェッショナルであるタミヤホームがこれまで蓄積してきた知識と経験を学習させたAIチャットボット。自社のホームページに掲載している全内容を解体AIコンシェルジュが学習し、顧客の質問に返答する。
タミヤホームはこれまで、「解体工事コンシェルジュ」と「解体工事プランナー」の2つの専門職を育成し、顧客一人ひとりの悩みに丁寧に寄り添いながら、解体工事に関する疑問や不安に応えてきた。今回リリースした「解体AIコンシェルジュ」は、これらのサービスを補足するもの。24時間365日いつでも、だれでも無料で利用でき、質問の内容や形式に関わらず、最適な回答を迅速に提供する。LINE上でのやりとりも可能で、顧客がより身近な感覚で利用できるよう設計されている。
将来的には、自社の見積データをもとにAIが自動で簡易的な見積金額を算出する機能を追加予定。これにより、顧客は解体工事の大まかな費用を事前に把握することが可能になる。
また、士業との連携により、相続や空き家対策など、解体以外の周辺分野についてもAIが自動で応答する機能の追加を計画している。これにより、解体工事だけでなく、各種手続きや土地活用、相続対策など、周辺分野の情報提供も行えるようになる。
タミヤホームは今回、「子どもたちに明るい未来を、安全な社会実現を」をコンセプトに、オウンドメディア「TAMIYA WAY」を開設した。
「TAMIYA WAY」が取り上げるテーマは、解体工事や土地活用、相続対策など、多岐にわたる。解体工事を検討している人はもちろん、広く一般の人々にとっても有益な情報も含めて幅広いテーマを取り上げ、情報発信をしていくという。
第1弾として、不動産業界で活躍している士業を中心に、税理士や司法書士など、解体工事や土地活用、相続と関連の深い有識者とタミヤホーム田宮明彦代表取締役の対談記事「プロフェッショナルに聞く」を掲載する。
登場する士業は、いずれも業界の最前線で活躍している人ばかり。土地活用や相続に関するアドバイスはもちろん、登場する人のキャリアに焦点をあてた記事も掲載していく。
今後は、資産税の第一人者である本郷尚氏の協力を得て、不動産相続に関わる事例を取り上げ、「相続における問題点」を浮き彫りにしながら「問題解決までの道のり」をわかりやすく紹介する新連載企画も掲載予定。
少子高齢化が急速に進む日本において、子どもたちが希望をもって人生をまっとうしていけるように、解体工事と周辺分野に関わるさまざまな社会課題と向き合い、その解決に尽力していくこと。これが、タミヤホームが目指す未来だという。
これまで取り組んできた「解体工事コンシェルジュ」や「解体工事プランナー」の育成、今回リリースする「解体AIコンシェルジュ」や「オウンドメディア事業」は、すべてタミヤホームが「目指す未来」を実現するために取り組んでいること。
これからもタミヤホームは解体工事業界を取り巻く社会課題の解決に向けた情報発信をしていくとともに、顧客に喜んでもらえるサービスを模索し提供し続け、解体工事会社としての使命と責任を果たし、世の中に必要とされる企業を目指していくとしている。