ライフログテクノロジー、「Chat GPT」を活用した「AIアドバイス」を指導対象者に表示
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジーは18日、「カロミルアドバイス」の機能として2023年6月にリリースした「AIアドバイス」について、連携した指導対象者の「カロミル」アプリにも表示させる新機能を、「カロミルアドバイス」を導入するユーザーに対し無料提供を始めると発表した。
Open AIが開発した「Chat GPT」を活用した「AIアドバイス」は、「より質の高い栄養指導を行いたいが、具体的にどのような食事指導をすればいいのかわからない」「業務の中でコメントの文を1から作成するのが大変」など、食事指導における課題や業務効率化に対する声を受け、2023年6月にリリースした指導者向けツール「カロミルアドバイス」の新機能。
「AIアドバイス」では、指導対象者の直近の身体情報(体重、体脂肪率、目標値など)を参照しながら、食事記録をもとにPFCバランスや摂取栄養素の重点課題などを日次・週間で分析し、食事の傾向をもとに、目標に向けてパーソナライズされた食生活の改善提案などの指導コメントを自動で生成する。指導者からは、指導時間の短縮や指導の幅を増やすことができると、好評を得ているという。
一方、「食事サポートがしたいが、思うように指導の時間がとれない」「一人当たりの食事指導に時間がかかり、人数を増やせない」という指導者の声を受け、カロミルアドバイス(管理画面)に表示された「AIアドバイス」を指導対象者の「カロミル」アプリにも自動で表示させる機能を追加する。
これにより、これまで指導ができなかった時間にも指導対象者への介入指導ができるほか、時間の短縮をしつつパーソナライズされた食事アドバイスが提供できるので、1人の指導者でより多くの対象者に、より手厚い支援の提供を実現するという。
指導対象者は、「カロミル」より連携済みサービス「カロミルアドバイス」のポータル画面から、「AIアドバイス」をタップするだけで、その週の食事傾向を元にしたアドバイスを受けることができる。指導者は、管理画面から表示内容を確認することができ、その後の指導に役立てることも可能。