ココペリは21日、中小企業向け経営支援プラットフォームBig Advance(ビッグアドバンス)において、「AIを活用したビジネスマッチング先の自動レコメンド機能」の実証実験を複数の金融機関にて順次開始すると発表した。
Big Advanceのビジネスマッチング機能は、全国の大手企業や7万社以上の会員企業をつなぎ、ニーズに応じた広域でのマッチングを実現し、これまで累計10万件以上の商談依頼がされており、多くの利用者様からの好評と、商談成約の報告があるという。
一方で課題として、自社に合うビジネスマッチング先を検索する作業においては、検索キーワードの言語化が難しいことや、潜在的なニーズを検索できないという意見もあった。
今回、実証実験を行うAIによる自動レコメンド機能は、ユーザー自身でマッチング先を検索する必要がなくなり、より効率的に自社に合ったビジネスマッチング先に出会えることを期待している。
ビジネスマッチング先の自動レコメンドの特徴は、ユーザーがBig Advanceに登録しているマッチングニーズをAI分析にかけて類似度を計算し、一定の類似度が認められたマッチングニーズをおすすめニーズとしてBig Advance上に自動掲載すること。
Big Advanceはサービスの強化を進め、ユーザー基盤のさらなる拡大を目指している。
今回の実証実験によって、ユーザー体験の向上が確認できるようであれば、他の金融機関への展開を進めていく予定だという。