ドバイを拠点とし、生成AIおよびWeb3ビジネスを展開するMYUUU FZCO(Myuuu)は26日、日本企業向けにVTuberの制作から、SNSのコンテンツ制作・運用などをトータル支援するサービスを開始した。
Myuuuは生成AIやブロックチェーンを活用することで、今までにないメディア・コンテンツ体験の創造を目指す企業。
この度、最新のAI技術を活用し、企業独自のVTuberをより効率的かつコストを抑えて制作・運用できる新サービスの提供を開始する。
従来のVTuber制作では、キャラクターコンセプトの設計からイラストレーターのアサイン、キャラクターデザインの決定、2D/3Dモデリングの制作など、工程が多岐に渡り、その期間は最低でも6カ月から1年という長期間が必要だった。
さらに、世界的なモデラーの不足により、モデリングのコストが急増している。一つのモデルを作成するだけでも、最低でも数百万円の費用が発生することが少なくない。このような高コストは、企業がVTuber業界に参入する際の大きなハードルとなっている。
それに加え、TiktokやYOUTUBE、Twitterといった各SNSに適応した動画、画像、テキストなどの多種多様なコンテンツフォーマットの制作が求められる。さらには、それぞれのSNSのユーザー特性やアルゴリズムを把握し、適切なマーケティング施策を展開するための専門的な知識が必要となる。これら全ての要件を一つの企業が自身で満たすことは、技術的、また費用的な観点から見ても、極めて困難。
同社はこの課題を解決するため、生成AIを活用し、キャラクターデザインからソーシャルメディア向けのコンテンツ制作までを効率的に行うことができる新サービスを開始。簡易的なキャラクター制作であれば、従来の約1/10のコストで制作が可能になる。
さらに、TikTokやYouTubeのショート動画、TwitterやInstagramの画像コンテンツ、そしてLINE向けチャット型コンテンツなど、多様なコンテンツフォーマットへの対応が可能となっている。生成AIの活用により、従来よりも効率的かつ低コストでサービスを提供できるようになったという。