オムニス、企業・教育機関に向け生成AI技術の導入・活用推進する支援プログラム提供開始
ファッションと、AIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組むオムニスは1日、企業、教育機関などに向けて生成AI(=ジェネレーティブAI)技術の導入と活用を推進するための支援プログラム「OpenFashion GAI Program(オープンファッション ジーエーアイ プログラム)」を提供開始した。
支援プログラムの導入先としてワールドが決定しているほか、文化服装学院では今後の授業でAI技術の取り入れを検討するための前段階として、教員向けセミナーを実施する。
オムニスは、ファッションと、AIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組んでいる。今年3月にはAIファッションプラットフォーム「OpenFashion」を提供開始し、その中で生成AIとファッションに関する情報をブログなど通して積極的に発信。今年7月にはオムニス上田代表が国際ファッション専門職大学で生成AIに関する講義にゲスト登壇するなど、活用事例がまだ少ないファッション業界でのGAI導入を推進してきた。
このノウハウを活かして8月1日から企業、教育機関などに向けてGAI導入支援プログラム「OpenFashion GAI Program(オープンファッション ジーエーアイ プログラム:GAIプログラム))」を提供開始する。
本プログラムはファッション業界における生成AIの事例などを紹介するだけでなく、最終的に生成AIを組織の中に組み込み、活用できるようにするための取り組み。生成AIの認知から活用できる才能の発掘、また優れた個人の才能を生成AIを通して組織として活用できるよう、コミュニティ形成などを支援。そして生成AIの活用によって、業務効率の大幅な向上と、新しいスキルの獲得を目指すという。
現時点では、今年8月から総合ファッションアパレル企業ワールドでの提供が決定している。