業務効率化を目的とし生成AIを活用する人が86% =キラメックス調べ=

キラメックスは18日、同社が運営するオンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」の「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」を受講した人(受講生)100名に、コース受講後の生成AI活用や、生成AIの指示文となるプロンプトの活用に関する調査を行いその結果を発表した。

生成AIを業務で活用する目的は「自身の業務を効率化、作業時間を短縮するため」が最多で86%、続いて「クリエイティブ業務の補助」40%、「新しいビジネスチャンスを見つけるため」30%、「事業内でのAI活用、顧客満足度向上のため」19%、その他が4%だった。

「自身の業務を効率化、作業時間を短縮するため」を選択した86名の生成AIを活用している業務は「文章の要約」が最多で55.8%、続いて「アイデア生成」45.9%、「情報収集や調査」43.5%。「文章の作成」38.8%、「文章の校正」31.8%だった。

「業務で生成AIを活用して業務効率化や作業時間の短縮に繋がった」と回答した人は60%、「いいえ」は11%、「わからない」は29%だった。

生成AIを活用することにより削減可能な業務時間は1カ月あたり「10時間未満」が最多で51%、続いて「変化なし」が25%、「10時間以上20時間未満」が16%、「20時間以上30時間未満」は3%、「30時間以上」が5%だった。

「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」を受講後、「業務で生成AIを頻繁に活用している、活用している」と回答した人は34%と、受講前と比較すると2倍に増えた。

「はじめてのプロンプトエンジニアリングコースで身につけたプロンプトエンジニアリングのスキルで生成AIが活用しやすくなった」と回答した人が80%、「いいえ」は3%、「わからない」は17%だった。

■調査概要

・調査対象:はじめてのプロンプトエンジニアリングコースを受講し、現在働いている人 計100名(個人受講、法人研修での受講含む)
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2023年7月24日〜2023年7月31日
・回答者数:100

関連URL

「テックアカデミー」
キラメックス

関連記事

注目記事

  1. 2024-11-2

    「AI博覧会 Osaka 2025」2025年1月22日~1月23日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年1月22日(水)~1月…
  2. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  3. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  4. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…
  5. 2024-9-13

    レスキューロボットコンテスト25周年 2025年震災30年の大阪・神戸で競技会開催

    レスキューロボットコンテスト実行委員会は12日、防災啓発と創造性教育の提供を目的とした『レスキューロ…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る