オルツ、ノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN」正式ローンチ

P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行うオルツは6日、同社が開発した大規模言語モデルである「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」の正式ローンチならびに正式サービス開始を発表した。

「altBRAIN」は、織田信長といった偉人や著名人のキャラクターをはじめ、ゲーム攻略BRAINや、内科・小児科などの問診で使用可能な問診BRAINなど、多岐にわたるBRAINの作成をノーコードで容易に行うことができる生成AIプラットフォーム。

2023年5月に発表したα版では、約20種類のBRAINを取り揃え、そのすべてを無料で利用できるようにしていた。今回、正式なサービスローンチに伴い、無料で利用できる「フリープラン」から、「ライトプラン」「スタンダードプラン」「ビジネスプラン」など、活用目的に応じたプランを提供開始した。

「altBRAIN」は、オルツが開発・提供する大規模言語モデル「LHTM-2」の能力を活用している。本プラットフォームの重要な機能の一つとして、LINE、Slack、Discordなど、多様なプラットフォーム上でBRAINを自動生成できる点が挙げられる。LINE Botなどを簡単に作成することができるため、コミュニケーション領域における新たな可能性を追及することができる。また、本プラットフォームは、急速に成長する大規模言語モデルのニーズに即座に対応可能な柔軟性を有している。そのため、エンターテインメント領域から、企業内のエキスパートシステムやFAQシステムまで、様々な用途に応じたBRAINをスピーディーに構築することができる。

オルツは今後、プラットフォームの利用者数の拡大を目指すとともに、企業に対して個別のBRAINの受託生産も行ってまいく。

「LHTM-2」という「事実性」を重視した大規模言語モデルをノーコードで利用できる環境と、実際のユースケースを容易に作り出すプラットフォームを提供することで、オルツは次世代のコミュニケーションの形を創造し、ビジネスやイノベーションを進化させるためのAIソリューションを提供していくという。

「altBRAIN(オルツブレイン)」に関する問い合わせ先  https://altbrain.ai/

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