Queueは14日、データ管理のためのノーコードツール「Morph」において、データ分析やグラフの作成によるデータ可視化をノーコードで可能にする「ノートブック機能」をアップデートしたことを発表した。
Morphは、データ管理のためのノーコードツール。非開発者であっても、自由にデータやデータベースの管理と運用が可能になる。
プログラミングの知識なしで、次のようなことが可能。
・新規のデータベースの作成
・既存のデータベースの取り込み (MySQL, PostgresSQL)
・CSV・エクセルファイル等のインポート
・レコードの表示・管理・共同編集
・データベースを操作するAPIの作成
・データの集計・分析・可視化
Morphのノートブック機能は、ChatGPTを統合したデータ操作機能で、データの整理・分析・可視化などをプログラミングなしで実行することが可能。
今回のアップデートで、ノートブックのUIはより直感的なものに刷新された。ノートブックのレイアウト内での拡大・縮小にも対応し、チャート作成などを活用したデータ業務がよりスムーズに行えるようになった。
また、本UI変更は今後のさらなるアップデートを見据えた内容になっている。
ノートブック機能においては、チャートの作成やデータのクエリなどの処理を「セル」という単位で構築する。このセルの処理結果を、それ以降のセルに引き継ぐことが可能。いわば「短期記憶」として、過去の処理を考慮したプロンプトの解釈が可能になっている。
現在までのバージョンでは、この「短期記憶」は1つの経路でのみ処理される。今後のアップデートでは「短期記憶」を分岐できるような改善を予定している。これを見据えて、処理系統を視覚的に理解しやすいようなUIへの変更を実施した。
今後も引き続き、データ管理のための機能を充実させるべく、開発に邁進していく。
また、本機能のリリースをもって、新規プロダクトのリスティングサイトであるProduct Huntへの掲載を予定している。