企業における人材教育支援をおこなう「LearningWare(ラーニングウェア)」を提供するプロシーズは24日、提出されたレポートに対するコメントをAIが自動生成する機能とAI顧客とのトークトレーニング(ロープレ)を実施できる機能を、2024年前半に搭載することを発表した。また、今後も継続的に生成AIと連携した機能をリリースしていく予定だという。
生成AI技術の活用により、学習効率化や業務効率化を実現、業務改善のヒントになる情報の提示など、様々な新しい価値提供が可能になってきた。プロシーズでは、自社が提供する「LearningWare」で生成AIを活用した機能開発を進め、導入企業様に生成AIがもたらす新たな価値提供を行っていく。
<2024年前半に搭載予定の機能紹介>
・AIコメント機能
提出されたレポートに対してAIが自動採点する機能は既にあるが、今回、さらにレポートに対するコメントをAIが自動生成できるようになる。
学習後に得られた知識や理解度を評価するために提出されるレポートだが、様々な業務を兼任している上司や人事部などが評価担当者を担っているため、その評価・コメントを行うことが負担となっているケースがある。これに対して、生成AIが評価業務をサポートするため、適切なコメントを提示し、業務負担を軽減する。
・営業AIロープレ機能
AIが仮想の顧客としてコミュニケーションすることで、営業のトークトレーニング(ロープレ)を実施できる。
ロープレを実施することは、理解を深め、実践力を高める上で重要な取り組みですが、評価者や顧客役を務める第三者が必要です。これをAIが担うことで負担を軽減する。
現在AIとのやりとりはチャット形式だが、今後音声形式でも可能にしていく予定。