DDS、クラウド認証サービス「EVECLOUD」教育機関専用パッケージを発売
指紋認証をはじめとした、さまざまなセキュリティ・ソリューションを提供するディー・ディー・エス(DDS)は15日、ID管理とクラウドサービス利用時の認証強化、およびシングルサインオンによる利便性を実現するクラウド認証サービス「EVECLOUD (イヴクラウド)」に、教育機関を対象とした「EVECLOUD GIGAスクールパック」および「EVECLOUD アカデミックパック」を商品化し、提供開始することを発表した。
教育機関を取り巻く情報セキュリティ対策として、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」は2024年1月に4回目となる改訂が行われた。今回の改訂ではGIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方に関して、校務系と学習系のネットワーク統合を前提としたパブリッククラウド活用における適切なセキュリティ対策、内部・外部からの不正アクセスを防御するための利用者の多要素認証、端末認証、アクセス経路の監視・制御等を組み合わせたセキュリティ対策などが追記されている。教育DX の進展で、教育機関に必要とされるセキュリティ対策は高度化し、ますます重要度を増している。
このような状況の下、DDSはクラウドサービス利用時のセキュリティ強化を支援するクラウド認証サービス「EVECLOUD」を、教育現場でニーズの高い機能をまとめ、導入しやすい価格設定をした「EVECLOUD GIGAスクールパック」および「EVECLOUD アカデミックパック」として文教市場向けに用意した。
DDSは、多様な認証方法を提供する多要素認証により、教職員が日常的に扱う情報資産へのアクセスセキュリティの向上と児童生徒向けの1人1台端末における認証をサポートし、教育現場のICT環境の整備をサポートしていくという。