金融業界、生成AIの活用用途は「データ分析」と8割が回答 = SEデザイン調べ=

コンテンツマーケティング支援事業を展開するSEデザイン27日、金融業界のマーケティングにおける生成AIの活用状況や、施策の実施状況に関してのアンケート調査レポート「金融業界のマーケティング調査報告書」を発表した。

本調査は、生成AIの台頭と新型コロナウイルスの収束が、金融業界のマーケティング活動に与えた影響を探ることを目的として実施した調査。

「Q1.生成AIをマーケティング業務に活用していますか。 当てはまるものをお知らせください。 (単一回答)」(n=46)と質問したところ、「活用している」と回答した割合は28.3%だったが、活用意向がある層まで広げると全体の6割以上が生成AIの活用意欲を示していた。

また、「Q2.生成AIをマーケティングのどの業務に活用している、もしくは活用したいと思っていますか。 あてはまるものを全てお知らせください。(複数回答)」(n=35)と質問したところ、「データ分析」という回答が最も多く、80.0%だった。次いで「戦略立案・企画作成・アイデア出し」が60.0%という結果だった。

「Q6.(新型コロナウイルス収束後)2023年度以降のマーケティング施策の実施状況について、オンライン施策とオフライン施策の観点から教えてください。(単一回答)」(n=46)と質問したところ、オンラインは63.0%、オフラインは39.1%が「施策の量が増えた」と回答した。

また、「施策の量が増えた」と回答した割合はオンラインの方が高く、「オフライン施策が増えた」を20ポイント以上上回る結果だった。

「Q10.今年度実施予定、もしくは実施中の施策の中で、注力している、する予定の施策を3つまで選んでお知らせください。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「オンライン広告」という回答が最も多く、41.3%だった。次いで「コンテンツ制作(ホワイトペーパー・導入事例等)」が34.8%、「オウンドメディア施策」が28.3%という結果だった。

「金融業界のマーケティング調査報告書」

■調査概要
調査テーマ:金融業界のマーケティング施策の実施状況に関する調査
調査目的:金融業界における、マーケティング業務でのAI活用状況や成果、新型コロナウイルス収束前後でのマーケティング施策の実施状況の変化や成果の実態を把握する。
調査期間:2024年6月28日~2024年7月2日
調査手法:オンラインリサーチ
本調査対象サンプル数:46ss
調査機関:GMOリサーチ&AI
調査対象:以下条件にて対象者を抽出
・性別  :男女
・年齢  :20~69歳
・居住地 :全国
・職業  :会社員もしくは経営者・役員
・業種  :金融
・その他 :マーケティング業務を担当している

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