⽣成 AI を社会に実装し、産業の再構築を⽬指す⽣成 AI活⽤普及協会(英称:Association to Generalize Utilization of Generative AI=GUGA)は17日、⽣成 AI リスクを予防する資格試験「⽣成 AI パスポート」の合格者に対して、ブロックチェーン技術を採⽤したデジタル証明書「オープンバッジ」を発⾏開始した。
⽣成AIパスポートは、AI初⼼者のために誕⽣した、⽣成AIリスクを予防する資格試験。AIを活⽤したコンテンツ⽣成の具体的な⽅法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個⼈情報保護、著作権侵害、商⽤利⽤可否といった注意点などを学ぶことができる。本資格の提供を通じて⽣成 AIリスキリングを促し、⽣成AIを安全に活⽤するためのリテラシーを有する企業・⼈材の可視化を推進する。
⽣成 AI の台頭を受け、全てのビジネスパーソンに求められるリテラシー・スキルは変化し、リスキリングの必要性はますます⾼まっている。学び続けることが前提の社会では、どこで学んだかを⽰す「学習歴」が重要。
GUGA では、⽣成AIパスポートの取得をキャリア形成や⼈事評価に活かすために、学習歴を信頼性⾼く証明する⼿段として、オープンバッジの導⼊・発⾏に⾄った。
GUGA が導⼊するネットラーニングのオープンバッジは、1EdTech Consortium の定める国際技術標準規格「Open Badges」で認定されており、さらにブロックチェーン技術を採⽤し強固な信頼性を誇るスキル証明。デジタル庁が発⾏する「デジタル推進委員バッジ」をはじめ、官公庁や企業、団体が導⼊している。
今後、GUGA では、オープンバッジの受領状況をもとに、⽣成AIに特化したリテラシー・スキルの学習歴を⼀元管理できるプロフィールページを通じて、⽣成AI⼈材を可視化する仕組みの構築・提供を予定している。⽣成 AI ⼈材の努⼒を市場価値の向上や賃⾦の上昇につなげるために、学びの仕組み化を推進するという。