クラボウ、7軸協働ロボットシステム『KURAVIZON』を販売開始

クラボウ 環境メカトロニクス事業部は14日、アメリカのロボットメーカーFlexiv Robotics,Inc.社(Flexiv社)と業務提携契約を締結したと発表した。

同社の高速3Dビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」とFlexiv社の7軸協働ロボット「RIZON(ライゾン)」とを組み合わせたオートメーションシステム「KURAVIZON(クラビゾン)」を開発し、販売を開始する。

また、今回の業務提携契約締結により、クラボウはFlexiv社の7軸協働ロボット「RIZON」の日本国内での販売も開始し、環境メカトロニクス事業部では、2025年4月から始まる次期中期経営計画の期間中に、年間10億円規模の売上を目指すという。

現在、世界各国で自動化を目的とした協働ロボットの導入が進んでおり、今後も多くの需要が見込まれている。そのような中、クラボウの「KURASENSE」は、ロボットの「眼」と「脳」の機能をもつ高速3Dビジョンセンサーとして、ケーブルやコネクタの嵌合やはんだ付けなど、線状物を扱う作業現場に数多く導入されている。最近では、企業や大学などの研究機関から、研究・実験工程の自動化(ラボラトリーオートメーション)のご相談案件も増えてきている。

研究や実験の工程では、様々な器具や装置を使用した、試薬の添加や測定などの作業がある。これらの工程を自動化するためのロボットには、高精度、高再現性に加え、限られたワークスペースでの作業、高いコストパフォーマンスが求められる。クラボウでは、この課題を解決するため、「KURASENSE」と汎用多軸協働ロボット、そしてそれらを制御するソフトウェアを組み合わせたシステム構築を検討してきた。

一方、アメリカのFlexiv社は、受けた力を感じて適切に動作させる機能(力制御)に優位性をもつ「アダプティブ・ロボット」の開発を目的として、2016年に設立されたディープテック企業。Flexiv社の協働ロボットは、7軸ならではの柔軟な動作性だけでなく、「押す」「引っ張る」といった力を感じる力覚センサーが組み込まれており、高い作業精度と検知機能を有している。Flexiv社の7軸協働ロボットと「KURASENSE」の組み合わせにより、自動化ロボットシステムをさらに飛躍させることができると判断し、今回の業務提携契約の締結および「KURAVIZON」の開発、販売に至ることとなった。

クラボウは、今回のFlexiv社との協業を契機として、あらゆる作業の自動化を目指した製品・サービスの開発に注力していく。

クラボウ 環境メカトロニクス事業部への問いあわせ

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Flexiv社
「KURASENSE」
クラボウ

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