Pros Cons、良品学習のみで外観検査を実現するAIソフトウェア「Gemini eye」の基本特許取得

製造業向け外観検査AIソリューションを手掛けるPros Consは22日、良品のみの学習で外観検査を実現するAIソフトウェア「Gemini eye」の基本特許を取得したことを発表したと発表した。

本特許は、良品のみで学習を行い、不良品を判別する外観検査AIソフトウェアについて取得したもの。

外観検査やAIの専門的な知識を保有しない方でも使いやすいソフトウェア構成にしており、「Gemini eye」として発売をしていく。発生頻度の低い不良品ではなく、良品だけを使うことで外観検査の自動化を実現できる。

また、少量やバラツキの多い良品画像でも安定的な不良検出ができる独自のAIアルゴリズムを搭載し、他にはない高精度な外観検査を実現している。

製造現場において、不良品の発生頻度は極めて低い一方で、傷やヘコミ・欠け・打痕などのバリエーションのある不良も絶対に見逃すことはできない。既存の画像処理技術だけでは複雑なルール設定が必要だったり、不良を教え込むAI手法では大量の不良品収集が必要だったり、現場の検査要求に応えるのは一筋縄ではいかなかった。

この現状を打破するため、同社は2020年4月、外観検査AI「Gemini eye」を発売。独自開発のAIアルゴリズムを搭載し、不良品を集める必要がなく、良品のみ学習で外観検査ができるソフトウェア。発売以来、支持を拡大し、日本を代表する大企業にも選ばれ続けている。本特許により、外観検査業務の更なる効率化を図ることができるようになるとしている。

本特許は、良品学習をベースとしたGemini eyeに関するもの。他にも教師あり外観検査AI「Gemini eye SV」や教師あり&なし統合外観検査 AI「Gemini eye Integration」など、様々なソフトウェア展開をしている。同社は今後も新機能の開発や改良に本特許を活用することで、同社にしか提供できない機能を拡充し、製造業界の生産性向上に貢献していくという。

■特許概要
特許番号:特許第7289427号
登録日:2023年6月2日
特許権者:株式会社Pros Cons
発明の名称:プログラム、情報処理方法及び情報処理装置

■提携先募集
現在同社では、Gemini eyeの更なる普及のため、以下の提携企業を募集している。
提携を検討する会社の担当者は、「問い合わせ」から連絡する。
・カメラ、照明、検査装置等のハードウェアベンダー
・Gemini eye販売パートナー企業
・自社製品にGemini eyeを搭載希望の企業

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