東日本電信電話(NTT東日本)埼玉支店は26日、2022年8月に白岡市と締結した「多分野連携に関する協定」に基づき、行政運営の効率化及び自治体DXに向け、市役所庁内業務での生成AIの活用検討を共同で実施していくと発表した。
第1回目の検討会として、7月5日に白岡市保健福祉総合センター(はぴすしらおか)で、NTT東日本社員が講師役を務め、白岡市職員向けの生成AIの勉強会や体験会を開催する。
本取り組みでは、白岡市役所のすべての部署から選任されたDX推進委員とNTT東日本が協力して行政事務の効率化が可能な分野を検討していく。
まずは、生成AIの仕組みを学んだ上で、その特徴やリスクを踏まえながら、庁内の各課の業務に照らし合わせ、チームメンバーとディスカッションを行うなど、グループ単位に検討テーマを設けたワークショップ形式で検討会を行い、活用方法を検討する。
その際、NTT東日本は講師役を務め、生成AIの技術的な特徴、リスク等についてDX推進委員メンバーに教示し、共に考えていく。