ドローンの販売や産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japan(WorldLink & Company)は、ベルギーに本社を置きドローンで取得されたデータを分析するプラットフォームなどを開発する、SITEMARK(サイトマーク)社と業務提携し、日本におけるAIによる太陽光パネル診断ソリューションのサービス提供を開始すると発表した。
現在、太陽光発電の買取価格などは減少傾向にあるものの、設備の新設市場は2018年度から対前年比で伸長していると言われている。また、2017年に施行された改正FIT法により太陽光発電の適切な運用・保守が義務付けられ、太陽光パネルの保守サービスは、今後更なる効率化・省力化が求められるという。
SkyLink Japanは、従来から培ってきたドローンパイロット派遣、太陽光パネル点検などのノウハウを活かし、現地でのデータ取得から情報の集積、分析までトータルソリューションの提案を行うという。
本サービスはクラウド上に、太陽光パネルをドローンなどで撮影した可視光線画像や赤外線画像データをレイヤー構造で蓄積、また経年変化を観察できるよう時系列でも取り扱え、広大な施設でも容易に一元管理が可能。
また、パネルの異常箇所であるホットスポットなどをAIによる診断で抽出し、異常の原因、深刻度、発電量の損失などをブラウザ上でいつでも、どこでも閲覧可能だという。