VISITS Technologies(VISITS)は1日、同社が開発した創造力や共感力を測定できるオンラインツール「デザイン思考テスト」の累計受検者数が、6月に30万人を突破したと発表した。
“AI時代に備えておくべき重要な能力”として注目されるのが、「創造力」や「共感力」といった人間のクリエイティブな能力。答えはAIが教えてくれるからこそ、人には「創造的な問いを立てる力」や「本質的な課題を発見し解決策を導き出す力」が必要になる。
VISITSは、10年以上前から研究を続け、不可能と言われていた創造力や共感力を数値化できる独自の合意形成アルゴリズム(CI技術)を開発した。その技術を組み込んだプロダクトが「デザイン思考テスト」。AI時代に必要なスキルが可視化できるとして、受検者数は年々増加している。
デザイン思考は、GAFAを始めとした世界の革新的企業で広く使われている事業創造アプローチ「デザイン思考テスト」では、VISITSが開発したCI技術(日米特許取得)により、デザイン思考力(創造力や共感力など)が数値化され、デザイン思考スコアとして算出される。スコアの信頼性については、2022年8月に慶應義塾大学の岩本隆特任教授との共著として研究・投稿を行った論文が国際学会(査読あり)に採択された。2019年7月のサービス提供開始以降、大手コンサルや総合商社など300社以上で導入。主に、採用試験や人材の発掘・育成領域においてスキルを可視化するために活用されている。