Queue、ChatGPTを統合したデータ管理ノーコードツール「Morph」ベータ版リリース
Queueは1日、データ管理のためのノーコードツール「Morph」のパブリックベータ版を公開したことを発表した。
社会全体のDXが進む中、ビジネス現場で取り扱うデータ量が爆発的に増えている一方、それを扱えるエンジニア人材の供給・確保が不足している状況が続いている。
Morphを導入することで、ビジネスデータの管理をビジネスパーソンであっても直感的かつ安全に運用することができるという。
Morphは、データ管理のためのノーコードツール。非開発者の人であっても、自由にデータやデータベースの管理と運用が可能になる。
プログラミングの知識なしで、次のようなことが可能。
・新規のデータベースの作成
・既存のデータベースの取り込み (MySQL, PostgresSQL)
・CSV・エクセルファイル等のインポート
・レコードの表示・管理・共同編集
・データベースを操作するAPIの作成
・データの集計・分析・可視化
Morphの機能
① データベース機能 (ソース機能)
クラウドホストのPostgres SQLをビルトインのデータベースとして提供している。シンプルで直感的な操作が可能でありながら、Postgres SQLのリッチな機能を利用することができる。
② ビュー機能
データベース (ソース) に対してテーブル形式やカンバン形式のビューを作成することができる。
③ ChatGPTを活用したノートブック機能
LLM (ChatGPT) を内部に統合しており、集計やチャートの作成などのデータに対する操作を、自然言語で命令することができる。提供された機能を使うしかない通常のBIツールとは異なり、AIが命令を解釈してコードを実行するため、無限大の自由度を備えている。
④ インポート機能
CSV・エクセルファイルのインポートに加えて、各種サービスからのデータインポート機能を備えている。現時点で、Notion・Airtable・HubSpotのSaaSとMySQL・Postgres SQLのインポートが可能。
⑤ 権限管理
Morph上のデータベースでは、テーブル・フィールド単位でユーザーのアクセス権限を管理できる。