パロアルトインサイト、『AI時代を生き抜くということChatGPTとリスキリング』を発売
パロアルトインサイト LLCは22日、日経BP社から『AI時代を生き抜くということChatGPTとリスキリング』を発売した。
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場が、ビジネスパーソンの「働き方」や「キャリア形成」において大きなインパクトを与えている。これまでもパソコンや、インターネット、スマートフォンの登場といったパラダイムシフトは突然やって来た。AIで仕事を奪われるという論調は根強いが、生成AIもそうした現象の1つにすぎない。しかし、確実に言えるのは、変革のサイクルがこれまでより極めて速くなっているということ。そんな現代を生き抜くためには、人々は常に知識のアップデートをし続ける、つまり「継続的なリスキリング」が求められている。
ビジネスシーンの第一線で活躍し続けるため、キャリアアップに向けたリスキリングの成功をより確実なものとしたい人へお薦めの一冊だという。
この時代では、獲得したスキルの賞味期限はわずか4年だと言われている。継続的なリスキリングによって新たなスキルを獲得し続ける「π型人材2.0」こそが、変化の激しいAI時代に求められる最強の人材だと明言できるという。
本書ではまず、”賞味期限”が短くなるAI時代おけるスキルの考え方と、その背景を説明する。それを踏まえ、今後求められる「π型人材2.0」の定義と、そうした人材になるために独自で編み出した、効率的なリスキリングのためのプロセス「LEARN+Aステップ」について事例を交えながら詳しく解説する。自分が強みとする専門的なスキルの棚卸しを行い、リスキリングによって相乗効果が期待できる新たなスキルの発掘と成長パターンを分析する。その手法として積極的にChatGPTを活用しているのも特徴。リスキリングのためにAIの力を借りることで、自分が思いもよらなかったスキルの発見も可能となる。
目次概要
はじめに
第1章 チャットGPT時代のリスキリング
第2章 今求められる「π(パイ)型人材2.0」
第3章 リスキリングステップ①『L』(Let go) 前提条件を手放す
第4章 リスキリングステップ②『E』(Evaluate) ドメインスキルを評価する
第5章 リスキリングステップ③『A』(Analyze) スパイクスキルを何にすべきか分析する
第6章 リスキリングステップ④『R』(Roll out) リスキリングを実行する
第7章 リスキリングステップ⑤『N』(Negotiate) 条件を交渉する
第8章 リスキリングステップ⑥『+A』(Associative Thinking) ドメインとスパイクを統合する
おわりに
書籍情報
AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング
著者:石角友愛
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社:日経BP
発売日:2023年9月22日
ISBN-10:4296203258
ISBN-13:978-4296203253