就職活動にChatGPTを利用したことがある学生は27.3% = i-plug調べ=

学生と企業をつなげる新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営する社i-plugは12日、2025年卒業予定学生(25卒学生)を対象に、就職活動の状況に関する調査を実施しその結果を発表した。

Q1. 学生対象に「現在選考に進んでいる企業はありますか?」との問いに対しては、「いいえ」の回答が53.0%。47.0%の25卒がすでに選考に進んでいる。

Q1.で「はい」と回答した人に「現在、最も選考が進んでいる企業における選考状況を教えてください」と訊いたところ、「選考過程」が最多の64.4%。内定承諾をした25卒がすでに3.2%いることがわかった。

Q3. 企業対象に「25卒採用で最も進んでいる就活生の選考状況を教えてください」では、「選考は始まっていない」と回答した企業が最多の77.6%だった。約半数の25卒学生がすでに選考に進んでいると回答したが、多くの企業は25卒学生の採用を開始していないようだ。今後、就職活動が本格化されることが推察できる。

Q4. 学生対象に「就活においてChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)を利用したことはありますか?」と訊いたところ、72.8%の25卒学生が「ない」あるいは「使おうと思ったが使わなかった」と回答し、多くの学生が就活においてChatGPTを利用していないことがわかった。「ある」との回答は27.3%だった。

Q5. Q4で「ある」と回答した学生に「ChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)の利用目的を教えてください」と訊いたところ、「ES作成」の回答が最多の78.2%。次いで「自己分析」が38.0%だった。

<調査概要>
【学生】
・調査期間:2023年9月23日(土)〜2023年9月25日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生
・有効回答数:657件

【企業】
・調査期間:2023年9月14日(木)〜2023年9月25日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:新卒採用を実施する企業
・有効回答数:322件

関連URL

学生向け「OfferBox」
企業向け「OfferBox」
i-plug

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