SBI証券は24日、カラクリが提供する「KARAKURI smartFAQ」を導入し、新しいFAQサイトの提供を25日から開始すると発表した。
同社は、2018年12月にカラクリが提供するチャットボット「KARAKURI chatbot」を導入し、「顧客満足度向上」、「営業時間外対応」、「有人対応率の低減」を実現した。今回、ユーザーのさらなる利便性向上を目的として、AIでFAQサイトを自動生成・管理できるツール「KARAKURI smartFAQ」を導入する。
新しく提供を開始するFAQサイトでは、最先端の自然言語処理AIにより、従来は対応ができなかった曖昧なキーワードや自然文での問いかけに対しても、精度の高い検索結果を表示することが可能となる。また、チャットボットとFAQサイトをシステム上で一元管理できるため、チャットボットに寄せられた質問やアンケート結果をもとに、より迅速かつ的確にFAQサイトの内容を更新することが可能。
さらに、現在一部のページに限定して設置されているチャットボットは、今後、設置箇所を主要なページに拡大し、「お客さまの閲覧ページに合わせたメッセージの出し分け」を行う機能を追加する。
そのほかにも、「サジェスト機能が搭載された問い合わせフォーム」等の新たな機能を順次追加し、ユーザーの疑問をWeb上で速やかに解決できるようにするなど、Web接客のさらなる高度化を図っていくという。