横浜市による、みなとみらい21地区から都市の価値向上を図ることを目的にした、地区内外の企業・団体等と連携して進める「みなとみらい2050プロジェクト」において、近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」を利用した、実装化を目指した長期実証実験が9月3日開始された。
目的地までのラストワンマイルの移動ツールとして、みなとみらい21地区での買物、観光、移動などの際に利用されることを期待し、国内外からの利用者のおもてなしや超高齢化対応に向けたまちづくりなど、移動に伴う社会課題の解決や新たな価値創出につなげていく。
横浜市は、「SDGs未来都市・横浜」の実現に向け、多様な主体と連携し、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る取組を進めている。
その取組の一つとして、みなとみらい21地区から都市の価値向上を図ることを目的に、地区内外の企業・団体等と連携して進める「みなとみらい2050プロジェクト」で、近距離モビリティ「WHILL」を利用したシェアリングサービスの実証実験を行い、昨年度までに、事業化に向けた課題の抽出等、一定の成果があった。
更なる認知度の向上、利用者ニーズの調査のため、長期にわたり実証を行い実装化を目指すという。
本実験により、歩行空間における新たな移動手段としての確立、みなとみらい21地区のまちの魅力を高めるとともに、国内外からの利用者のおもてなしや超高齢化対応に向けたまちづくりなど、移動に伴う社会課題の解決や新たな価値創出につなげていく。目的地までのラストワンマイルの移動ツールとして、みなとみらい21地区での買物、観光、移動などの際に利用されることが期待されるという。