農林水産省は4日、スマート農業の社会実装を加速化するため、2019年度スマート農業実証プロジェクトに参画する農業者(水田作)のうち、代表的な8名から実証効果や経験をインタビューし、とりまとめた動画を公開した。
スマート農業実証プロジェクトは、ロボット、AI、IoTなど先端技術を生産現場に導入・実証し、経営効果を明らかにし情報発信することで、スマート農業の社会実装を加速化することを目的とした事業。
現在、全国148地区(2019年度69地区、2020年度55地区、2020年度補正24地区を採択)において実証を行っており、今般の公表は、開始から1年以上を経た2019年度採択の水田作を対象にしたもの。
動画を視聴いただいた農業者を対象として、スマート農業に関する現状や課題について、アンケートを実施する。スマート農業の社会実装を加速化させるための検討の参考にするため、アンケートにご協力ほしいという。